減量のためのダイエットを始めて最初の1〜2週間は順調に体重が落ちますが、3〜4週間目になると、体重の落ち方が少なくなったり、落ちなくなったりします。いわいるダイエットの『停滞期』に入ることになります。
■ダイエットの停滞期
ダイエットを始めてからの1〜2週間は体重が落ち、3〜4週間目に突入すると、体重の減りが少なくなったり、止まってしまう。同じことをしているのになぜでしょうか?
最初の1〜2週間で体重が減っているのは、実は体脂肪が減っているのではなく、主に体内の水分の減量なのです。
体には体脂肪を一定に保とうとする調整機能が働いていて、摂取エネルギーが不足すると筋肉を減らして、基礎代謝を低下させ、なるべく体脂肪を使わないようになります。
このような働きが体内で起こっているため、「停滞期」が生じるのです。
3〜4週間目だけではなく、ダイエットを続ける上で、「停滞期」は何度もあります。停滞期に入り、目に見える効果が得られないため、そこでダイエットをあきらめる人も多いのですが、あきらめないで下さい。
ダイエットとともに有酸素運動や、ウエイトトレーニングを行なっていれば、体脂肪は燃やされ体の中で確実に変化が生じています。
ただし、体重や、体脂肪率が数週間〜数ヶ月も変化が無かった場合はダイエット方法をチェックしてみる必要があります。
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが効果的ではない、また有酸素運動やウエイト・トレーニングの負荷が不十分である、など効果的なダイエット方法ではない可能性がありますので消費エネルギーが大きくなるように調整してみましょう。
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