ビタミンAが不足すると、目の潤いがなくなって乾燥したり、「とり目」になったりなどの視力障害を起こすことで知られています。ビタミンAを摂ることによって、目以外への良い作用があるので見てみましょう。
■ビタミンAでガン予防
ビタミンAは体の抵抗力を保つ効果があり、細菌やウイルスから皮膚や内臓を守ってくれます。
ビタミンAが不足すると、皮膚や内臓をカバーしている粘膜が弱り、細菌などが侵入してき、様々な病気を引き起こします。
また、最近では抗がん剤としての効果があるとのことであり、特に肺ガン、皮膚ガン、食道ガンに効果があるといわれています。
ビタミンAを含む食品は「ほうれん草」「にんじん」「かぼちゃ」などの緑黄色野菜や「いか」「うなぎ」「レバー」などにも多く含まれています。
ビタミンAは油に溶ける脂溶性ビタミンなので、油と一緒に調理すると吸収率がよくなりますので、「野菜炒め」や「ニラレバ炒め」などでおいしくビタミンAを摂取できます。
ガン予防にもなるビタミンA。しかし過剰に摂りすぎは禁物です。
■取り過ぎに注意
ビタミンAは脂溶性ビタミンなため、過剰にとると体内にたまって、様々な障害を引き起こしてしまうので、取り過ぎに注意して下さい。
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