精神的や肉体的に負担を感じる状況や刺激をストレッサーといい、それに適応しようとする心や体のゆがみをストレスといいます。
現代はストレスの時代といわれています。情報の氾濫や複雑な人間関係などが様々なストレスの原因となります。
しかし、心や体が健康であれば、多少のストレスもはねのけることができます。ストレスの原因を早く知り、上手に対応して、活気に満ちた日々を送りましょう。
【年代別のストレスサイン、疲労タイプ】
年齢 |
疲労のタイプ |
10代 |
筋肉の疲労が主体
体を動かすことに慣れている |
20代 |
筋肉の疲労に精神の疲労が加わる
体を動かすことが減ってくる |
30代 |
精神疲労が増えてくる
筋肉疲労を抑えることを覚える |
40代 |
疲労の発現が遅くなる |
50代〜60代 |
疲れの経験が少なくなる
疲労が防ぐ知識が身に付いてくる |
■ ストレス対策
ストレスで心身が疲れてしまわないよう、ストレス対策をしてみましょう。
【ストレス対策】
・自分がストレスに襲われていることを認識する |
自分がどのような生活をしているのか、ストレスがたまるようなことはないか、原因はなにか、を認識することが大切です。 |
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・悩み事は近親者や友人に相談する |
話す事でストレスが和らぐことがあります。 |
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・他人を恨んだり、非難しない |
他人を恨む事で解決しません。さらにストレスをためる原因になります。 |
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・夜8時以降は悩み事について考えない |
しっかりと睡眠をとるためにも、悩みをひきずらないようにします。 |
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・目の前にあることだけに頭を集中する |
今、やらなければならないことに専念する。 |
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・一度に多くの問題を考えない |
色々な問題を同時に考えないようにします。精神的に混乱し、ストレスの要因となる。 |
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・決心したらすぐ行動する |
行動するまでに時間をかけると、余計な事を考えがちになります |
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・ひとりぼっちの時間を持て余さない |
一人でいる時間に何もしないとアレコレ考えてしまいます。趣味などを持ち、楽しめる時間にしましょう。 |
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・毎日ある程度の時間、身体をリラックスさせる |
積極的に体をリラックスする時間をつくる |
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・毎日の日課にできるだけ忠実にする |
規則正しい生活を送り、生活のリズムを整えるようにしましょう。 |
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